ゆうきカイロプラクティック

睡眠の姿勢

2019.12.02 | コラム

睡眠。
人生の約3分の1は眠っているわけですが、決して無駄なことをしているわけではありません。
睡眠こそが、体力を回復させる唯一の時間といっても過言ではないのです。
しかし、いくらたくさん寝ても疲れがとれない、朝起きても疲れている、
そんなことを感じているあなたは、睡眠の「質」が悪いのかもしれません。

では、「質」とはどういうものか。
一言でいえば「体に負担がかからない状態で休めていること」になります。
体が緊張を起こさずに眠ることができている。
体に余分な力が入らず、ゆっくり休めている状態が「質のいい睡眠」になります。
なので、今回は良い睡眠の姿勢というのをご紹介します。
(ただし、体の歪みが強くなりすぎると、どんな姿勢で寝ても体の緊張が取れません。
朝起きるとき腰が痛いなど、こういう場合は早めにカイロプラクティックの施術を受けることをお薦めします。)

寝る姿勢について、仰向け、横向き、うつ伏せの3つがあります。
まず仰向けですが、これが1番おすすめする姿勢です。
筋肉が適度にゆるみ、腰椎のカーブを助けるからです。
しかし太った方やお尻の大きい方が仰向けになりますと、腰椎を取り巻く筋肉に緊張が生じますので、
寝るときは膝の下に座布団やクッションをあてがってください。
そうすると腰のカーブがゆるみ、筋肉の緊張も緩和されます。

次は横向き。この場合の注意点は必ず膝を曲げて寝るようにするということです。
膝を曲げないで寝ると、骨盤に負担がかかり、腰痛の原因にもなっていきますのでご注意ください。

最後はうつ伏せですが、これはあまり薦められる姿勢ではありません。
この姿勢を続けていると頸椎、胸椎、腰椎のカーブが減少し、側弯症や腰痛の原因となります。
もし、どうしてもという方がいらっしゃいましたら、おなかと胸の中間あたりにクッションをいれてください。
そうすることによって、腰椎を取り巻く筋肉が緩んでいきます。

いくつか述べましたが、寝る姿勢は実は人によって仰向け、右の横向き、左の横向きと、
その人にあう寝かた、体が回復しやすい姿勢というものも実は存在してます。
これは個々で違いがあり、当院でしか調べることができません。
もし気になるかたは、ぜひ施術する際にお聞きください。
睡眠の際にもう1つ大事な寝具の選び方については、また次に書いてみたいと思います。

袋井市の整体・自然治癒力を高めるカイロプラクティック院
ゆうきカイロプラクティック