ゆうきカイロプラクティック

コラムの記事

カイロプラクティックが誕生して120年余り。
日本でのカイロプラクティックの認知度はまだまだ低く
わかりやすく「腰痛、肩こり、坐骨神経痛」といった痛みやコリが現れた時に
病院に行こう、またはどこかいいところはないか
その選択からのスタートになるかと思います。
そして当院のホームページにたどり着いた、
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「急に痛くなった」=「急に悪くなった」
とお考えの方が多いと思いますが
実はそうではなく
身体が限界に達し、これ以上ひどくなると体が危ないよ、という
「危険信号」を出した時、人は痛み成分を発生させます。

つまり、痛みが出た時点で
すでに体はひどくなっている状態なのです。

虫歯も同じように、痛みが出るころには
状態はかなり進行しています。
痛くない虫歯があるように
痛くないけど、背骨や体の状態が悪い方はたくさんいらっしゃいます。

なぜその前にケアをしないか、できないか。
それには2つ理由があると思っていて
1つは背骨が歪んでも
そんなに大きな問題は起きないと思っていること。
そしてもう1つは、自分の背中は見えないので
どこまで悪いのか判断がつかない
危険信号がでるまで、気づけないという点ですね。

「将来の医学は、薬を使わず人体の骨組みを治すことによって、病気の予防をすることである。」

と、あの発明王トーマス・エジソンが言葉を残しているように
背骨のケアは非常に重要です。
では、今ご自身の体がどのような状態かを
簡単に調べるための項目を並べてみました。
いくつ当てはまるか、鏡を見ながらチェックしてみてください。


・耳の高さが違う
・肩の高さが違う
・目の高さが違う
・顎が曲がっている
・手の指先がどちらか長い
・骨盤の高さが違う
・既製品のズボンをはくとどちらか短い
・座るといつも同じ側の足を組む
・頬杖をつく手がいつも同じ
・いつも片側だけ怪我をしやすい(片方だけ吹き出物等がでやすい)
・靴が片方だけよく減る
・いつも同じ側にバッグを肩にかける


いかがでしたでしょうか?

0~4個当てはまった方はこのままお気を付けください。
5~8個当てはまった方はなるべく早いうちに背骨の検査をおすすめします。
9~12個当てはまった方は今すぐ背骨の検査を受けてください。

病気も虫歯も背骨も同じです。
痛みが出る前に、症状がひどくなる前に
早く改善させましょう。
カイロプラクティックは「予防医学」です。


袋井市の整体・自然治癒力を高めるカイロプラクティック院
ゆうきカイロプラクティック

気温もだいぶ上がり、桜も見ごろを迎え
過ごしやすい日が増えてきました。
春の陽気と共に体調も良く、と言いたいところですが
この時期は体調を崩す方が多く
寝違えやぎっくり腰になってしまいました、という
急なご連絡が増えるのも事実です。

ではなぜそのような方が多くなるのか。
春は芽吹く季節といいますが
それは実は体も全く同じで
体の内側の状態が、外側に出やすい季節になります。

冬の寒い時期は血流が悪くなります。
血流が悪くなると、本来外に捨てなければならない
疲労物質や老廃物、不純物または毒素が
体にとどまりやすくなります。

さらに冬は体温との差が開くため
体温を維持するために、自律神経も活発に働くので
自然と体力を使っています。
冬の間の不摂生などがあればさらに
体にどんどん蓄積されていきます。

そして春を迎えると、暖かくなり体が緩み
これまで悪かった血流が良くなると
冬の間にたまったものが、一斉に流れ出します。
これが内臓に大きく負担をかけるのです。

特にこの時期は血流をろ過する腎臓に負担がかかります。
腎臓は大腰筋(直立姿勢を保持する筋肉)と密接な関係があるため
腎臓が弱ると体が崩れます。
それにより他の筋肉がカバーし、こわばることで
ふとした時にぎっくり腰になったり
朝起きたら首が回らないなどといった症状が出やすくなるのです。

体は全てつながっていますので
内臓の問題から体に影響を及ぼすことも多々あります。(内臓体性反射といいます)
他にも、毒素がたまりすぎて体内で分解できず
それを皮膚から出そう体が反応を起こすので
アトピーや肌荒れなども強く出やすくなります。
こういったのも同じ反応ですね。

改善策としては、春は普段より早めに寝ることです。
体もわかっていますよね?春は眠くなります。
睡眠は体を回復させる方法です。
体は回復したがっていますから、その声をちゃんと聞いて
普段より早く寝ることを心がけましょう。

腎臓をうまく働くことができるように
神経の流れを整えてから寝ればさらに回復しやすくなります。
これを読んで、少しでも不調を感じている方がいらっしゃいましたら
早めのケアをおすすめいたします。


袋井市の整体・自然治癒力を高めるカイロプラクティック院
ゆうきカイロプラクティック

前編はこちら

ではどのようにすれば骨盤の歪みを防げるか。
当院では、特に座り方を注意するように指導しております。

足を組む、または足を同方向に向けて座る横座りは
片側の骨盤のねじれを強くさせますので
そのような座り方はおすすめできません。

床に座る場合は正座、もしくは座布団を重ねた
あぐらの姿勢を推奨しております。
あぐらは、膝の位置が股関節より下に来るように
座布団を何枚か重ね
足の重みで骨盤が自然と立つような座り方をされてください。

椅子に座る際は、背中と腰が丸くならないように
お尻を椅子の奥までつけ、背もたれにかかるようにしてください。
腰の後ろにタオルを巻いたものを挟むのも良いでしょう。
お尻が前に滑り腰を丸くする座り方をすると
骨盤の柔軟性がどんどん減り、産道が開きづらくなりますので
ソファなどに座る際は特に注意されてください。

では最後に、ご自身の骨盤がどのような状態かをチェックするための
簡単な検査方法をお伝えします。
仰向けに寝て膝を立て、右、左と膝が床につくまで
左右に足を倒してみてください。
左右均等に倒せれば問題ありませんが
片側の腰だけが浮く・または肩まで浮いてしまう・
倒すと片側に痛みがでる、といった方は骨盤の歪みがある状態です。
特に痛みを伴う場合は、だいぶ歪みが進んでいる状態になりますので
早めのケアをお勧めします。

お母様の健康は、お子様への健康につながります。
~したいけど痛くてできない、調子が悪くてイライラしてしまうなど
体に余裕がないと自分に余裕も持てません。
余裕がないばかりに、子供にキツくあたってしまうなど
そのような悩みを抱えていらっしゃるお母様もたくさんご来院されます。

体と心はつながっています。
少しでもお悩みがある方はぜひ1度ご相談ください。
1人でも多くのお母様のお役に立てますよう、ご協力致します。


袋井市の整体・自然治癒力を高めるカイロプラクティック院
ゆうきカイロプラクティック

「妊娠してから腰痛がひどくて」
「出産後から今までなかった生理痛が出るようになりました」

など、当院には妊娠中、もしくは出産後のお母様がお悩みを抱えてご来院されます。
女性にとって妊娠、そして出産は体に大きな変化が起こります。
赤ちゃんが育ちやすい環境に整えるための変化、
出産しやすくなるための骨盤の変化、
そして出産後の赤ちゃんを育てるための体の変化など
それはまさに母親になるための、人間の神秘といえるでしょう。

しかしその変化に伴い、体には多くの負担がかかります。
それは骨や筋肉だけでなく、ホルモンや体内環境にも影響が起こります。

妊娠後期にかけ、徐々に恥骨の結合部分が緩んでいきます。
それは赤ちゃんが出てきやすくなるための女性特有の骨盤の変化です。
しかし骨盤が開きやすくなる反面、背骨の支えが不安定になります。
それにより腰や肩の筋肉に負担がかかり、腰痛や肩こり、
また顎の痛みや偏頭痛などの症状が出ることがあります。
月日がたつほど体重も増加していきますので、
骨盤にかかる負担はさらに増えていきます。

そしてそれは母親の体の負担だけでなく、赤ちゃんへの負担にもなります。
恥骨が緩んでも歪みが強いと骨盤がうまく開かない
=産道が開きづらくなるので、スムーズな出産が行われにくくなります。
母子共に負担がかかってしまうので、妊娠前、
もしくは妊娠中の方は骨盤を整えておいたほうがいいでしょう。

また産後は、今度は開いた骨盤がうまく固定されないと
上記のような症状が出たり、女性ホルモンの乱れから
月経痛・月経不順、ケアせずに年数を過ごしていけば
更年期障害なども併発する可能性が考えられます。
産前の方は赤ちゃんに必要な体づくりを、そして産後は赤ちゃんを育てる、健康に過ごすためのお母様の体づくりをしていくことが重要です。


袋井市の整体・自然治癒力を高めるカイロプラクティック院
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という質問をいただくことがありますので
今日は妊娠中の施術についてお話したいと思います。

結論から申しますと、妊娠中、または出産後の施術はとても大切です。

妊娠は、女性にとって多くの変化を伴います。
赤ちゃんが育ちやすい体の環境に整えていくことで
つわりや味覚の変化等、多くの体の変化が起こります。
それは骨盤も同様です。

妊娠後期に入ると出産しやすくするために
骨盤が開くように恥骨の結合部分が緩みます。
そのため、骨盤が体を支えるのが難しくなり
その他の筋肉がそれに対応しないといけないため
腰痛や肩こり、偏頭痛が起こりやすくなります。

妊娠中は薬の制限も起こるため
痛み止めなどには頼れません。
なので、体に負担がかからないよう
身体を調整しておいた方が良いのです。

また、骨盤の間をくぐり抜けてくることを考えると
骨盤のねじれが強いと
出産のときに骨盤がうまく開かなくなったり
出産時に苦労される可能性もあります。

上記のことを踏まえると
お母さんのため、そして赤ちゃんのためにも
身体を整えておいた方が良いのです。
もちろん妊娠される前から整えておいた方が良いのですが
当院では妊娠中でも施術は可能ですので
施術を受けることをおすすめしております。

また、産後は恥骨の結合部分が緩んだ状態から正常に戻る際
綺麗にくっつかないと、産後から生理痛がでるようになったり
腰痛がでるようになった、生理不順が起こりやすくなった、など
様々な症状がでてくることもございますので
産後もとても大切です。

当院の施術としては
安定期に入るまでは骨盤にアプローチはせず
骨盤が支えやすくなる状態に整えることで
中期、後期に向けての体づくりをしていきます。

もちろんボキボキといった強い矯正はせず
専用のドロップベッドも使用しません。
身体に負担がかかりにくい妊婦様用の施術を致します。
うつ伏せになれなくても施術は可能ですので
ぜひ1度ご相談ください。


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