ゆうきカイロプラクティック

カイロプラクティックをやっていますと
「ボキボキするんでしょ?」「痛いんだよね」とよく言われます。
確かに、整体やカイロプラクティックと聞くとそのようなイメージをお持ちですよね。
実際、私も初めて受けたカイロプラクティックはボキボキされる施術でした。

しかし実際勉強をしてみると、それは1つの方法論に過ぎず、
実際にはいくつものテクニックが存在しています。
今回はその中の1つ、カイロプラクティックを代表するテクニック
トムソンテクニックを紹介したいと思います。

1950年代にJ.クレイ・トムソンによって考案されたもので
足の長さの変化でカテゴリーを分け、専用のベッドを用い
慣性の法則に従い軽い力でアジャスト(矯正)を行うものです。

トムソンは、余命10日と言われるほどのひどい糖尿病でしたが
カイロプラクティックで改善したことから、自身もカイロプラクティックの道を歩みます。
当時のパーマー大学(カイロプラクティックの大学)では、
頸椎の上の部分(上部頚椎)しかアジャストしてはならないという決まりで
それ以外の骨を触ったら退学とまで言われたほど厳しかったそうです。


そこでトムソンは、よりアジャストを効果的にするために
1958年にトムソンテーブルを開発します。

これまでの手のみのアジャストに対し、ニュートンの慣性の法則を利用し
ベッドが落下して下に到達した時に第2の力が働き骨が矯正されるという
今までなかったカイロプラクティックアジャストメントを構築しました。
反射した瞬間ではなく、到達した時に矯正されるため
わずかな力で密度の高いアジャストができるようになり
患者さんへの負担も少ないのが大きな利点です。

通常の平台とは違い頭部、胸部、腰部、骨盤部とそれぞれドロップ機能がついており
問題個所を特定しその部分のアジャストが可能。
さらには昇降機能がついており、ご自身で横になれない
または立ち上がれない方もサポートができることから
当院でもこの機能のつくベッドを使用しております。

患者さんの体重に合わせてドロップさせることができるので
トムソンテクニック以外の多くのカイロプラクティックのテクニックでも使用されています。
(2に続く)

袋井市の整体・自然治癒力を高めるカイロプラクティック院
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